ニトロプラスがCygamesの親会社に買収される

Cygamesの親会社であるサイバーエージェントは、ゲームとビジュアルノベルの開発スタジオであるニトロプラスの買収を発表した。 刀剣乱舞買収は7月1日に完了する予定で、これによりニトロプラスはサイバーエージェントの連結子会社となる。

1. 買収の目的

ニトロプラスはゲーム、アニメ、小説、イラストなど幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わっており、 刀剣乱舞近年、メディアミックス戦略を中心としたIP（知的財産）ビジネスは、日本のみならず世界でも成長市場となっております。サイバーエージェントでも、2021年12月に藤井道人氏をはじめとする気鋭のクリエイターを擁するコンテンツスタジオBABEL LABELを連結子会社化し、2023年6月にはアニメ・ミュージカルを牽引する舞台制作会社ネルケプランニングを連結子会社化するなど、「ABEMA」を中心とした事業強化を積極的に進めております。今回の買収は、IP関連事業で世界展開を目指すニトロプラスの狙いと、インターネット領域で幅広いエンターテインメント事業を展開し、テクノロジーとクリエイティブの融合でグローバルでの活躍を目指すサイバーエージェントの狙いは親和性が高いと判断したためです。

2. 会社の計画

ニトロプラスの名称、組織は変わらず、現代表取締役社長兼『刀剣乱舞』プロデューサーの小坂崇（こさかたかし）が引き続き代表取締役に就任いたします。サイバーエージェントは、今後もニトロプラスのIP関連事業の強化、魅力的なコンテンツの創出、さらなる事業拡大に向けた支援を行ってまいります。