宮本氏は、3~5年に1回「大ヒット」を出せば任天堂は好調だと語る

任天堂は、何億本も売れて文字通り数十億ドルの利益を生んだフランチャイズをいくつも抱えている。同社は世界中のファンから大きな支持を集めるタイトルを次々と生み出す方法を心得ており、その道を進み続ける限り、任天堂はうまくいくと宮本氏は考えている。

宮本茂氏と『Earthbound』の制作者糸井重里氏とのインタビューで、2人はゲーム業界での成功について語りました。任天堂に関して言えば、宮本氏は3年から5年に1回大ヒット作を出せば、任天堂はかなりうまくやっていくだろうと述べています。それと同時に、宮本氏は、任天堂の従業員が大ヒット作を出すという精神を心に留めておけば、任天堂は順風満帆に進むだろうとも述べています。

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糸井氏は宮本氏に続いて、大ヒットとは宮本氏にとってどの程度「大きな」ヒットなのかを尋ねた。宮本氏によると、大ヒットとは3000万本以上売れたゲームだという。そうだとすれば、Switchにはマリオカート8 デラックス、あつまれ どうぶつの森、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドという4つの大ヒット作があることになる。

二人の会話の多くはゲームの売り上げに焦点が当てられていたが、宮本氏は、金儲けや売り上げに重点を置くことは大ヒット作を生み出す方法ではないと発言した。糸井氏と宮本氏は、企業の貪欲さに重点を置くことは会社を間違った方向に導き、革新とインスピレーションを殺してしまうという点では両者とも同意している。

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