ファイナルファンタジーのクリエイターがスクウェア・エニックス、古いゲームの移植、将来の計画について語る

ミストウォーカーのCEOでありファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信氏は先日、アメリカのニュースメディア「ブルームバーグ」の取材に応じ、近日発売予定のゲーム「ファンタジアン ネオディメンション」について語り、ついでに思い出を振り返った。

坂口氏は、スクエアでの成功と失敗を振り返り、2001年に同社を退社した経緯を次のように語った。

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「私は個人的にもっとクリエイティブになりたかったんです。袖をまくって、もっとゲームを作りたいんです。」

その認識から、彼は2004年にミストウォーカーを設立し、スクウェア時代の知り合いであるファイナルファンタジーの作曲家である植松伸夫氏やクロノトリガーのアーティストである鳥山明氏に連絡を取りました。3人は一緒にブルードラゴンに取り組み、植松氏はロストオデッセイやラストストーリー(オペレーションレインフォールに巻き込まれたWii専用)でも坂口氏と協力し続けました。

インタビュー中、坂口氏は最初の 2 作、ブルードラゴンとロストオデッセイについて語り、Xbox 360 の 2 つの RPG を現代のゲーム機に移植するつもりはないと明言した。しかし、現在は開発中止となっているミストウォーカーのモバイル ゲーム、テラバトルについては、将来的に新たな命を吹き込むことに興味を示した。

坂口氏は随分前に袂を分かったにもかかわらず、スクウェアへの信頼を失わず、インタビュー中ずっとファイナルファンタジーXIVがいかに彼の興味を惹きつけ、尊敬を得たかを何度も語ってきた。そして、スクウェア・エニックスは彼の最新作に協力することで、かつて両者の間にあった距離を縮めるという形で恩返しをしたのだ。数十年を経て、坂口博信氏とスクウェア・エニックスはついに再びタッグを組み、この冬にファンタジアン ネオディメンションをPCとNintendo Switchを含むコンソールにリリースする。

「一方、この伝説のデザイナーは別のプロジェクトに取り組んでいます。かつてはファンタジアンが最後のゲームになるかもしれないと考えていた坂口氏ですが、現在はミストウォーカーとの新しいタイトルのストーリーを仕上げているところです。同社は最近「ファンタジアン ダーク エッジ」の商標を申請しており、続編が進行中であることを示唆していますが、詳細は明かしませんでした。「今のところは、新しいものだと申し上げておきます」と彼は言いました。」

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