ファイナルファンタジーのクリエイターがシリーズを終え、自身をプレイヤーとして捉える

伝説的な開発者であり「ファイナルファンタジーの父」である坂口博信氏は、自身が一躍有名にしたシリーズに再び取り組むつもりはない。また、同シリーズのゲームが現在どのように作られているかを知りたくないとも考えている。将来の作品をプレイする楽しみに影響が出ると感じているからだ。

話す ブルームバーグの ジェイソン・シュライアー(ありがとう、 ゲームスポット)、坂口氏は、現在は自分自身を消費者とみなしており、ソーセージがどのように作られているかを知ることで、特定の作品をプレイする際の喜びに影響が出るだろうと説明した。「ファイナルファンタジーブランドをもう一度手にしたら、ファイナルファンタジーXIVを同じように心から楽しめるかどうかはわかりません。」

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坂口氏はスクウェア・エニックスへの不満が募る中(そしてCGI映画『ファイナルファンタジー:ザ・スピリッツ・ウィズイン』に起因する財政難)、2004年にミストウォーカーというスタジオを設立した。同デベロッパーは、Xbox 360の『ロストオデッセイ』や任天堂Wiiの『ラストストーリー』などのタイトルで成功を収めた。それでも坂口氏は、これらの古いゲームを現代のプラットフォームに移植することには興味がない。もともとApple Arcadeのタイトルだった同氏の最新作『ファンタジアン』は、今年後半に『ファンタジアン:ネオディメンション』としてPS5とPS4に登場予定だ。

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